ブログ・お知らせ
【ブランディング】「視点を変える」企業視点×顧客視点
こんにちは!
「女性視点」×「ブランディング」×「質問」で
社員や個人の FUN(楽しく働く人財育成)と
企業や商品・サービスの FAN(ファン創り)ご支援をしています
女性視点ブランドコンサルタント &研修講師 &ビジネス質問家の
りっちー@上野律子です。
===========================
今日のテーマは 【視点を変える】 です
ブランディングやマーケティングを考える時
ついつい陥ってしまうのが
「企業視点」になってしまうこと
自分たちの商品やサービスに対して
「愛情」や「思い入れ」や「自信」があるが故に
「お客様に伝わるはず」という見えない思い込みが
邪魔をしてしまうことがあります。
けれども、
「顧客」や「消費者」から見たら
まったくわからないケースがあります。
■例えば、私が訪問したA飲食店の場合
昔から食べている郷土料理の展開メニューとして
瓶詰めの商品をつくり、テーブル席にPOPを置き
販売しはじめました。
けれども、その商品は1個も売れませんでした。
そこで、銀行からのご紹介でアドバイスに入らせて頂き、
POPを変更したところ、
1ヶ月で10個以上売れたのです。
何をしたかというと・・・・・・
いくつかの質問をしてみました。
Q「この商品はどんな人に食べてもらいたい商品ですか?」
⇒肴の味噌付けなので、お酒の肴として適しています。
※どんな場面で誰が食べたくなるかを具体的にイメージ
Q「この瓶詰めの商品はお店で食べられますか?」
⇒食べられません。
※お店のメニューに入れて実食できる
⇒気に入ったら購入という流れをつくりました
Q:瓶詰めの写真はありますが、中身の写真は?
⇒撮っていませんでした
※商品そのものをおいしく撮影して頂きました
このケーススタディは、飲食店さんが初めて
持ち帰りの商品をつくるということから
極端な例ではありますが、陥っていたのは
企業視点だったことにあります。
顧客視点になるとすぐに疑問に思う事が
抜け落ちてしまうことがあります。
製品をつくって商品になっていなかった
ということです。
有名店だからこそ、「お客様は知っている」と
思い込んでしまうことがあります。
そんな時は、自分の会社やお店まったく知らない人で
初めてお店に来た人がわかるには?という顧客視点で
考えるとよいでしょう。
……………………………………………………………………………………
■今回の【しつもんブランディング】
あなたの企業(会社・個人)が
「企業視点」を「顧客視点」に変えると
どのような変化が生まれそうですか?
……………………………………………………………………………………
■ブランディングの成功レシピ
「企業視点」と「顧客視点」両方の視点で考えることを
マーケティングミックスといいます。
・製品(企業視点)⇔顧客にとっての価値(顧客視点)
・プロモーション(企業視点)⇔コミュニケーション(顧客視点)
……………………………………………………………………………………
■魅力ぶらんど「上野律子」のサービスメニュー
1)ブランディング支援(企業・商品・サービスのブランディング研修とコンサルティング)
2)女性活躍支援(マーケティング力アップ・研修・コンサルティング・女性管理職のサポート)
3)ビジネス経営しつもん会議(しつもんを使った会議活性化のファシリテーション)
4)上記に関するツールや販促物作成と取材
(入門・ベーシック・アドアンスコース 対面&オンラインあり)
対面(広島)入門(毎月1から2回)6月開催
オンラインベーシック:7月・9月・10月開催
オンラインアドバンス:7月開催
対面(広島)アドバンス:8月開催