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【ブランド用語】 禅の言葉(3) ~ 喫茶去 ~

ここでは、ブランドを考えるにあたって
気になる言葉をご紹介します。

 

今回は「禅の言葉」より

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 【喫茶去】(きっさこ)

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「喫茶去」というと言葉を調べると
「まあ、お茶でも飲んで行きなさい」というゆるりとした
言葉の解釈が多くあります。

 

けれども語源として、よく紹介されているものとしては
趙州禅師のところに修行僧がやってきて
ここに来たことがあるか?という問いに
「来た」と言っても「来たことはない」と言っても
「喫茶去」といったそうです。

 

そしてその訳を効いても「喫茶去」という言うだけ。

 

「お茶を飲んで去れ」
「お茶飲みに行け」
という両方の叱咤する解釈があります。

 

まあ、お茶でも飲みなさい
お茶を飲んで去れ
お茶を飲みにゆけ

 

それぞれの解釈の中で私がしっくりきて
思ったのは以下の解釈でした

 

【お茶を飲む】という言葉の中には
人と人がお茶を飲みながら話すということ
身分や国籍や価値観の違いにかかわらず
一つの空間で共にお茶を飲み話すことで
気づくことがあります

 

人は人と接することでしかわからないことがあり
一人では得られない修業であるというのです。

 

一人で自分を見つめて得られることがありますが
人と交わることでしか得られないこともあります

 

だからこそ、好きな人とだけでなく
異なる人とお茶を飲む時間が必要なのですね。

 

時には違った環境の人と違った会話を
するだけで新たなアイデアが生まれて
くるかもしれません。

 

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